中性脂肪ってなに？

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中性脂肪ってなに？について

中性脂肪についてお伝えしましょう。

まずは、中性脂肪とはなんでしょうか？

中性脂肪というのは、
脂肪酸（トリグリセド）とグリセロールという物質が、
結びついて出来たものをいいます。

血液中には、中性脂肪をはじめ、
コレステロール、リン脂質、遊離脂肪酸などの、
脂質があります。

中性脂肪という言葉から、
主に脂肪ということから、悪いイメージを持たれると思いますが、
実は、エネルギー保持に大切な機能も持っているのです。

体温を保持したり、衝撃から身体を守ってくれるとか、
大切な役割を担っています。

砂漠に生きるラクダを思い浮かべてみてください。

あのこぶは、脂肪の固まりで、
ラクダが過酷な条件で生き残るための、
大切なものなのです。

中性脂肪は、食事から摂取されます。

そして、血液の中を運ばれ全身を巡り、
エネルギーとして消費されます。

しかし、エネルギーとして消費されなかった分は、
肝臓に溜まっていきます。

糖質の約２倍のエネルギーを持っていて、
非常時に備えて体内に蓄積されていきます。

人間の生命の維持には必要なものではありますが、
だからといって、貯めすぎるといろいろ悪影響を及ぼします。

特に、現代社会では、
食生活が豊かになっていますから、
中性脂肪を溜めすぎる傾向にあるといえます。

その結果、生活習慣病など、
健康に支障をきたしている、といってもいいでしょう。

中性脂肪を体内に過剰に蓄積していると、
動脈硬化、糖尿病、脂肪肝などといった、
病気を発症しやすくなります。

中性脂肪は、外見からではわかりません。
血液検査で初めてわかるものです。

職場などの健康診断で、中性脂肪を発見され、
注意されるのはそのためなのです。

血圧測定記録をつけて血圧正常化を！

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